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腎臓を健康にする高麗人参

腎臓には血液をろ過する機能や血圧を調整する機能があり、身体の健康にとって重要な臓器です。高麗人参は「五臓を補う」薬草とされ、内臓の機能を補助する効果が古くから認知されていました。高麗人参には腎臓の健康増進に役立つ効果があり、腎臓の機能を高めて身体の健康維持に役立ちます。腎臓を健康にする高麗人参の効果について解説します。

腎臓の機能向上に役立つ高麗人参

腎臓の機能は身体の健康維持に重要

腎臓は、握りこぶし程度の大きさをしたソラマメのような形をした臓器です。腎臓は身体の左右に1つずつあり、背中側の腰付近に位置しています。

腎臓には血液をろ過する働きがあり、老廃物や塩分を尿として体外に排出します。
また、体内のミネラルと水分を調整する機能があるため、血圧や身体の水分量を調節する働きもあります。
さらに、赤血球の生成を促進するホルモンを分泌する機能や、カルシウムを吸収するのに必要なビタミンDを生成する機能があります。
腎臓は、こうした身体の健康維持に不可欠な役割を担う重要な臓器です。

腎機能の低下は健康に深刻な悪影響を及ぼす

腎臓の機能が低下する慢性腎臓病の症状には、全身の倦怠感・高血圧・貧血・骨密度の低下・むくみ・動悸などがあります。また、脳卒中や心筋梗塞、認知症などのリスクを高めることも確認されています。

いちど腎臓の機能が失われると回復しない場合が多く、腎臓病は予防がとても重要です。腎機能の低下が進行した末期腎不全では、体内の老廃物を除去するために、人工透析や腎臓移植を行う必要があります。

腎機能低下の原因となる疾患

人工透析患者を対象とした2014年の統計調査によれば、腎機能の低下を引き起こした疾患のうち、糖尿病が原因で起こる腎臓病が43.5%と最も大きな割合を占めています。
次いで、慢性糸球体腎炎が17.8%を占めています。慢性糸球体腎炎はタンパク尿や血尿が長期間出る疾患の総称で、免疫反応の異常によって起こることが多いと考えられています。
3番目に多いのが、高血圧が原因で起こる腎硬化症で、全体の14.2%を占めています。

高麗人参には、糖尿病や高血圧、免疫機能の異常に対して効果的な成分が含まれており、これらを原因とする腎機能の低下を予防します。

高麗人参は腎機能を高める

・中国最古の薬学書にも記載
高麗人参は、古くから内臓の健康増進に効果的な薬草として珍重されてきました。
約2000年前に記された中国最古の薬物書である『神農本草経』には、高麗人参について「五臓を補う」効果があると記載されています。
東洋医学における高麗人参の効果をまとめた「高麗人参七効説」でも、内臓を健康にして下痢を予防する「健脾止瀉(けんぴししゃ)」の効果があるとされています。

・腎臓に対する高麗人参の効果が実験で確認されている
腎臓の機能を評価する指標のひとつに、血液中のクレアチニン値があります。クレアチニンは筋肉で発生する老廃物の一種で、腎臓の機能によって体外に排出されます。腎臓の機能が低下するとクレアチニンの排出がうまくいかず、血液中のクレアチニン値が上昇します。

民間企業が行った臨床実験において、高麗人参の成分を3週間摂取させたところ、血液中のクレアチニン値が低下し、腎機能の改善がみられたとの実験報告があります。また、腎疾患の患者に対して高麗人参を投与した別の臨床試験でも、クレアチニン値を改善する高麗人参の効果が報告されています。

血行を促進して腎機能を高める

高麗人参には、腎臓に効果的な数多くの健康効果があります。その中でも血行を促進する効果は、腎臓の機能向上と健康維持に役立ちます。

血行は腎臓の機能にとても重要

腎臓には血液をろ過してきれいにする役割があり、心臓から送り出される血液の約5分の1が絶えず流れ込んでいます。腎臓には毛細血管が集中しており、血行は腎臓の機能と密接に関係しています。
血液中の脂質が多いドロドロの状態の血液や、血圧が高い状態では、腎臓に大きな負担がかかります。腎臓の機能を高めるには、血液をサラサラにして血圧を正常に保つことが重要です。

高麗人参は血行を促進する

高麗人参には、血行を促進する高い効果があります。

・高麗人参は血液をサラサラにする
高麗人参特有の成分であるジンセノサイドには、中性脂肪や悪玉コレステロールといった血液中の脂質を減少させる作用があります。
また、高麗人参に豊富に含まれるアミノ酸のアルギニンには、成長ホルモンの分泌量を増やす作用があります。成長ホルモンには脂質の代謝を促進する作用があり、血液中の脂質を減らします。
さらに、高麗人参には脂質をエネルギーに変換する肝臓の機能を高める効果があり、体内の脂質の代謝を促進します。

このように、高麗人参には体内の脂質を減少させる効果があります。高麗人参は血液中の脂質を減らして、血液をサラサラにします。

・高麗人参は血管を拡張する
高麗人参には血管を拡張する成分が含まれています。
アルギニンは体内で一酸化窒素を生成する材料になります。一酸化窒素は、血管周辺の筋肉に作用して血管を拡張させるシグナルとして機能する物質です。
また、同じく高麗人参に含まれるアミノ酸のグリシンにも、血管を拡張する作用があります。
さらに、ミネラルのマグネシウムとカリウムにも、血流をスムーズにする作用があります。マグネシウムには動脈を弛緩させる作用があり、カリウムには血管を収縮させるナトリウムを体外に排出する作用があります。

これらの成分の働きにより、高麗人参は血管を拡張します。血管が広がることで血流がスムーズになり、高くなりすぎた血圧が低下します。これらの成分は、腎機能を低下させる高血圧を改善します。

腎臓病の原因となる生活習慣病に効く

高麗人参は、腎機能低下の原因となる糖尿病・高血圧・脂質異常症の予防・改善に効果的です。高麗人参は腎臓病の原因となる症状を改善して、腎臓を健康に保ちます。

糖尿病

糖尿病が原因で起こる腎臓疾患を糖尿病性腎症といいます。糖尿病性腎症は、人工透析患者の4割以上を占めており、腎臓病患者全体で最も多い疾患です。
血糖値が高い状態が続くと、腎臓の血管の内壁が傷つき、腎臓の機能が徐々に低下して腎不全を引き起こします。

高麗人参には、血糖値を抑制して糖尿病を予防・改善する高い効果があり、糖尿病による腎機能の低下や腎臓疾患を防ぎます。

>>高麗人参の糖尿病に対する効果についてはこちら

高血圧

・高血圧は腎硬化症を引き起こす
高血圧は腎臓に大きな負担をかけます。高血圧が続くと腎臓の血管が柔軟性を失って動脈硬化が起こり、腎臓の組織が硬くなる腎硬化症を引き起こします。
2014年の調査によれば、腎硬化症の患者は人工透析患者の14.2%を占めています。

・高血圧と腎機能の低下は悪循環を起こす
高血圧によって腎臓の機能が低下すると、余分な塩分や水分の排出がうまくいかなくなり、体内の水分量が増えて血圧がさらに上昇します。血圧が上昇すると腎臓への負担が増大し、ますます腎臓の機能が低下します。
こうした悪循環を防ぐためには、血圧を正常な状態にコントロールすることが重要です。

高麗人参には血圧を正常値に調整する効果があり、高血圧による腎機能の低下を防ぎます。

>>高麗人参の高血圧に対する効果についてはこちら

脂質異常症

脂質異常症は、悪玉コレステロールや中性脂肪といった血液中の脂質が基準値よりも多い症状をいいます。脂質異常症の状態では血液がドロドロになり、血液が流れにくくなって血圧が上昇します。また、血管の内側に脂質が付着しやすくなり、動脈硬化のリスクを高めます。腎臓の血管が硬くなると、腎硬化症などの重大な腎臓疾患を引き起こします。

高麗人参には脂質異常症を予防・改善する高い効果があり、脂質異常症が原因で起こる腎臓疾患を予防します。

>>高麗人参の脂質異常症に対する効果についてはこちら

抗酸化作用が腎機能の低下を防ぐ

腎機能を低下させる物質のひとつに、活性酸素があります。活性酸素は、ほかの物質を酸化する力が非常に強い酸素のことで、日々の呼吸によって体内で発生します。活性酸素は病原菌などの処理に利用される身体に不可欠な物質ですが、増えすぎると健康な細胞まで酸化してしまい、身体に悪影響を与えます。
高麗人参には活性酸素を中和する抗酸化作用があり、活性酸素による腎臓への悪影響を防ぎます。

活性酸素は腎機能を低下させる

東北大学の研究グループは、活性酸素による酸化ストレスが腎臓病を悪化させ、慢性腎臓病の発症や進行につながることを明らかにしました。また、マウスを使った実験を行い、酸化ストレスへの抵抗性を高める薬を投与することによって腎臓病の進行を抑制できたとする実験報告を行っています。

腎臓はエネルギー消費が多い臓器で、活性酸素による酸化ストレスが高いことで知られています。活性酸素の悪影響から腎臓を守るためには、活性酸素を中和する抗酸化作用をもった成分の摂取が重要です。

活性酸素は過酸化脂質を発生させる

活性酸素は血液中の脂質を酸化して、粘度の高い過酸化脂質を発生させます。過酸化脂質は血管の内側に付着しやすく、動脈硬化の原因になります。また、過酸化脂質は内臓の炎症の原因になることでも知られています。
腎臓は体内でも活性酸素による酸化ストレスが高い臓器で、過酸化脂質も多く発生します。過酸化脂質は動脈硬化や腎臓の炎症のリスクを高め、腎機能に悪影響を及ぼします。

ジンセノサイドには抗酸化作用がある

高麗人参特有の成分であるジンセノサイドには、活性酸素を中和する強い抗酸化作用があります。また、高麗人参には、同じく抗酸化作用があるビタミンCも含まれています。このため、高麗人参には酸化ストレスや過酸化脂質による腎臓への悪影響を抑制する高い効果があります。
高麗人参は増えすぎた活性酸素を中和することで、腎機能の低下を防ぎます。

抗炎症作用が腎臓の炎症を抑制する

2014年の統計調査によれば、人工透析の理由となった腎疾患のうち慢性糸球体腎炎が2番目に多い疾患で、17.8%を占めています。慢性糸球体腎炎は、腎臓の組織が炎症を起こしてタンパク尿や血尿が出る病気の総称です。

高麗人参特有の成分であるジンセノサイドには数多くの種類があり、そのうちジンセノサイドCK・Rh1・PPT・Roには抗炎症作用があることが確認されています。このため、高麗人参には皮膚や粘膜、内臓などの炎症を抑制する効果があります。
高麗人参はジンセノサイドの抗炎症作用によって腎臓の炎症を抑制し、腎機能の低下を防ぎます。

免疫機能を調整して腎臓の炎症を防ぐ

・腎臓の炎症を防ぐには免疫機能も重要
腎臓の炎症のひとつに急性糸球体腎炎があり、主に細菌やウイルスの感染によって発症します。細菌やウイルスの感染を防ぐためには、身体の免疫力を高めることが重要です。
また、長期間炎症が続く慢性糸球体腎炎にはさまざまな種類があり、そのひとつに免疫反応を起こす抗体が腎臓の毛細血管に沈着することで起こるIgA腎症があります。IgA腎症と同じく、慢性糸球体腎炎の多くは免疫反応の異常によって起こると考えられています。
腎臓の炎症を防ぐためには、免疫力の向上や、免疫機能を正常に保つことが重要です。

・高麗人参は免疫力を高める
高麗人参には、免疫力を高める成分が豊富に含まれています。
高麗人参特有の成分であるジンセノサイドには、主要な免疫細胞であるナチュラルキラー細胞を活性化する作用があります。ジンセノサイドの摂取により、細菌やウイルスを処理する身体の機能が高まります。
また、アルギニンには免疫細胞のひとつマクロファージの働きを活性化する作用があります。
さらに、高麗人参には強い生理作用をもつアルカロイドが含まれています。高麗人参に含まれるアルカロイドには、マクロファージやBリンパ球といった免疫細胞の働きを活発にする作用があります。

こうした成分の働きにより、高麗人参は免疫力を向上させます。高麗人参は免疫力を高めることで、腎臓の炎症を引き起こす細菌やウイルスの感染を防ぎます。

・高麗人参は免疫機能を正常に保つ
高麗人参は、代表的なアダプトゲンとして知られています。アダプトゲンとは、ストレスを軽減して、標準値から外れた身体の機能を正常な状態に戻す作用のある薬草のことです。アダプトゲンには甘草・アマチャヅル・冬虫夏草などがあり、その中でも高麗人参は効果の高い代表例とされています。

アダプトゲンである高麗人参には、身体の機能を正常に保つ作用があります。このため、免疫機能の正常化にも役立ち、免疫機能の過剰反応によって起こるアレルギー症状の緩和にも効果的です。慢性糸球体腎炎の多くは免疫反応の異常によって発生しており、免疫機能を正常化する高麗人参には、こうした腎臓の炎症に対する効果も期待されています。

肝臓の機能を高めて腎臓を補助する

腎臓と肝臓の機能は深く関係しており、肝臓の機能向上は腎臓の機能を助けます。肝臓の機能が低下すると、腎臓に悪影響が及びます。
高麗人参には肝臓の健康増進に役立つ効果があります。高麗人参は肝臓の機能を高めることで、腎臓の働きを補助します。

・肝機能を高めて脂質の代謝を促進する
肝臓は脂質の代謝を行う重要な臓器です。肝臓の機能が低下すると、血液中の脂質が増えて血液がドロドロになり、腎臓の機能に悪影響が及びます。

肝臓には心臓から供給される血液の約4分の1が流れ込んでおり、肝臓の機能は血行と深く関係しています。高麗人参には血行を促進する効果があり、肝臓の血流を改善して肝機能を高めます。
また、高麗人参には、アルコールの代謝を促進して肝臓の負担を軽減するアラニンや、肝臓を保護する作用のあるロイシンやバリンといったアミノ酸が含まれています。
さらに、活性酸素によって発生する過酸化脂質は、肝臓の炎症を引き起こして肝機能を低下させることが知られています。高麗人参には活性酸素を中和して過酸化脂質の発生を抑制する作用があり、肝機能の低下を防ぎます。

このように、高麗人参には肝臓の機能を高める効果があります。高麗人参は肝機能を高めることで血液中の脂質を減らし、腎臓を健康に保ちます。

・アンモニアの解毒を促進する
肝臓の重要な役割のひとつに、アンモニアの解毒があります。アンモニアには細胞のエネルギー産生を低下させる作用があり、体内のアンモニア濃度が高まると全身の疲労感が生じます。また、腎臓にもアンモニアを代謝する補助的な機能があり、アンモニアが増えると腎臓に大きな負担がかかります。

アンモニアは肝臓で無毒化された後、腎臓の機能によって体外に排出されます。高麗人参に豊富に含まれるアルギニンは肝臓でのアンモニアの処理に関わり、アンモニアの解毒を促進する作用があります。また、高麗人参の血行促進効果は、肝臓を健康にしてアンモニアを解毒する肝臓の機能を高めます。

高麗人参はアンモニアを解毒する肝臓の機能を高めて、アンモニアの増加による腎臓への悪影響を防ぎます。

まとめ

腎臓は、血液をろ過する機能などをもつ重要な臓器です。高麗人参は古くから内臓の健康に役立つ薬草とされ、腎臓の機能を高める効果があります。高麗人参には、血行促進効果や、腎臓病の原因となる生活習慣病を予防・改善する効果、体内の活性酸素を減らす効果などがあり、腎臓の健康維持にとても効果的です。
腎臓の機能は、いちど低下すると元に戻らない場合が多く、腎臓病の予防は身体の健康にとってとても重要です。腎臓を健康に保っていきいきとした毎日を送るために、高麗人参を日々の生活に取り入れてみることをお勧めします。

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